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墓石の始まりから現代まで(2)

仏教の伝来とともに中国や朝鮮から伝わった石工の技術によって、平安時代には日本でも支配者階級のお墓に供養塔や五輪塔という形式の石のお墓が建てられるようになりましたが、鎌倉時代に禅宗とともに"位牌"が伝えられてからは、位牌型の板碑や現在のような角柱型のものが見られるようになりました。

そして江戸時代になって、人々を一定の寺院に属させることによって管理しようとする"檀家制度"が始まり葬儀や法要などといった様々な仏事が行われるようになってからは、庶民の間にも墓石の建立が広まって行ったのでした。

ただ、この時代の墓石は1人もしくは夫婦を祀っているものが多く、現在の「○○家先祖代々之墓」というようにお墓が家単位のものになったのは、明治憲法で家父長に絶対的な権限をもたせて一家を統率 させようとする"家制度"が確率されてからだと言われています。

"墓石"に利用される石は、現代では300種類以上あると言われていますが、その多くは外国から輸入されているもので、国内産のものは高級品として扱われていることが多いようです。

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