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鵯越墓園のつくりと特徴

“鵯越墓園”は高尾山を中心にした面積約208ヘクタールの南北に細長く伸びているタイプの広大な霊園で、園内を通っている2本のセンターラインに沿って現在は37の地区に区分けされ、その殆どに「あじさい地区」「きょうちくとう地区」「くちなし地区」「ちんちょうげ地区」「さざんか地区」「きょうちくとう地区」「もくれん地区」などというように花や木の名前が付けられています。

そして南門側には墓地管理事務所が置かれていて、東方向へ少し行くと旧墓地があって“鵯越大仏”を見ることができます。

また西側には神戸市立の“鵯越斎場”、“動物管理センター”があり、トイレは園内の各所に多数設置されています。

墓石や外柵のデザインに関しては、「東北や関東、九州では新しいタイプものが多く見られるようになったが、関西や中国地方は発展途上の地域でまだまだ昔からの白系の御影石の和型タイプが殆どだ」と言われ、鵯越墓園でもこれまでこの傾向が続いていましたが、最近になって新規分譲エリアにちらほらと個性的なデザイン墓が登場してくるようになりました。

これらは石種もさまざまなものが使われ、墓誌や墓石、外柵のラインに曲線が多く使われた清楚なデザインや、石塔部分に3枚の自然石を組み合わせた温かみを感じさせるもの、花立や間口部分に抽象画を思わせるような斬新なカットが施されたもの、間口の片側にベンチ風の横石を置いたもの、2色の自然石を組み合わせて全体をツートンカラーでまとめたもの、茶系のコーディネートで上品さが漂っているものなど、見る人に「素敵だなぁ~」「こんなお墓を建てたいなぁ~」と思わせるような現代の私たちの感覚に合わせた自由なデザインは、お墓というよりも“モニュメント”というイメージが強いのを感じます。

墓石に刻まれた「夢」「和」「想」「愛」「ありがとう」などという言葉にも、作った人の思いが表現されて、お墓全体に温かい雰囲気を醸し出し、見る人の心をも和ませてくれています。

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